皆さんBom dia、Boa tarde、Boa noite!(おはよう、こんにちわ、こんばんわ)
サッカーブラジル代表コンフェデ(FIFA Confederations Cup 2013)優勝でしたね!
・・・いやぁ、さすがサッカーの国、 低迷と言われていたブラジル代表復活!て感じでしたね! 世界王者スペインを圧倒的な強さで! これはますます来年のCopa do mundo 2014(W杯2014)楽しみです!
さてさてそんなコンフェデ決勝前日にわたくし正太郎は取材に行ってまいりましたー!
今回はブラジル音楽の“Maracatu(マラカトゥ)”を演奏するグループ『Baqueba(バッキバ)』さんのワークショップを体験してきましたー!
日本で活動している団体がまだ少ない、ということで我々BRARIO陣も出来る限りの情報を集めて・・・さて、どんな楽しいことが待ってるのでしょうかー!
Baquebaさんは結成5年目で世田谷区を中心に練習、各種ブラジルイベントやスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド等のワールドミュージックイベントなどで演奏されてます。 今回は初心者向けワークショップということもあって僕が参加させていただいた日も初めての方が4人。さぁ!ワークショップSTARTです^^♪♪
まず最初にありがたいことに、“Maracatu(マラカトゥ)”について皆でお勉強^^。 これは楽しいし新鮮!写真や黒板などを使ってわかりやすく楽しく学べました^ ^!
Maracatu(マラカトゥ)はブラジルnordeste(北東)地方のペルナンブッコ州のレシーフェがメッカの少しアフリカ色のある伝統的なブラジル音楽。 Alfaia(アウファイア)といわれる大太鼓、小太鼓のCaixa(カイシャ)、ベルのような形のAgogô(アゴゴ)とGonguê(ゴンゲ)、ひょうたんにビーズをつけて波の様な音を出すAbê(アベ)で演奏します。 起源といわれるポルトガルの方では全く金属を使わないみたいです。
レクチャーをしてくださったのは音楽家の廣瀬拓音(ヒロセ タクト)さん。 拓音さんはBaquebaの他にも、東京下町発ワールドミュージック楽団“キウイとパパイヤ 、マンゴーズ”の座長、兼レゲエベーシストでもあり、なんと!6月にポルトガルでコンサートツアーをしてきたそうです。
ということで、この日はブラジルに多大な影響を及ぼしたポルトガルについてのお勉強も。 ポルトガルからブラジルに西洋音楽が渡った話や、ポルトガルとブラジル音楽の相違点、さらにこれにアフリカが絡んできたらこうなりますとか、 現在のブラジル音楽のルーツを想像して興奮!この後演奏があることをすっかり忘れてしまいそうでした・・・
Baquebaさんは現地に留学しマラカトゥを学んでいる方はもちろん、ブラジルと密に関わられてる方も多く(ブラジル在住者・経験者、ポルトガル語の通訳、現地でダンス活動、など) ブラジルのマニアックな情報や、リオやサン・パウロやサルヴァドールだけでなく、レシーフェのリアルな情報について学ぶことができる貴重な場でもあります。
ちなみにレシーフェといえば、コンフェデレーションズカップで日本対イタリア戦が行われた街です。 皆さんにも今回の熱戦で馴染み深い街になったのでは?!
続いて、まずはMaracatuの演奏を見せてもらいました!!
・・・・すごいです。サンバなどの楽器と違うところは先にも書いたように金属の使用が少ないというところで、 特に大太鼓、Alfaia(アウファイア)はネジなど金属を一切使わず木と紐と山羊の皮で出来ています。
その為か音が強く逞しいのですが、どこか暖かさ、丸みがある感じで、今までのブラジルのお祭り音楽とは一風変わった雰囲気を持っているなぁというのが第一印象!
そして、いよいよ僕らも楽器を演奏です^ ^。最初にやらせていただいたのはそのAlfaia。 肩にかけて右と左で違うスティックで叩きます。
最初は日本の口三味線の要領で、Esquerda(左) Direita(右)という両方の頭文字E(エー)とD(デー)を口に出して、叩く順番とリズムを覚えて行きます。
僕は完全にこの楽器がお気に入りです(笑)。 個人的な感想なのですが、音がとにかく、強く逞しくて暖かくて丸みがある (僕なりの精一杯の表現です(笑))。 金属の無い感じにも暖かみがあるし、すごく良いんです!!
この日はAlfaiaを中心に練習させていただいて、後半でAgogô、Abê… と順番に練習しました^ ^。
Alfaia以外の楽器を簡単に説明すると、Caixaは小太鼓でスネアドラムに相当しGonguêと一緒にリズムを刻み、Agogôの二つのベルを叩くとメロディが生まれます。 僕個人はAbêがすごい印象的でした。波のような音がもちろん素敵なのですが、感激したのはカタチです(笑)。 ひょうたんの、なんかホント自然な感じが暖かくて、それにビーズが当たる音が賑やかな中に心を落ち着けられる感じ。
そして最後は今日練習したことの実践編!皆さんと混ざって演奏です。
これがまた楽しい!Diretor(指揮者)の合図(指のサイン)でメロディを変え、8分くらいをめどに演奏するのですが、時間が経つのはホントあっという間!
腕などはもちろんいい運動になりますし、僕はやはりすべての楽器の音が合わさった時に生まれる一風変わった“音色”に魅了されました。 そして、それぞれの楽器の音域のバランスがいいということを教えていただき、疲れてくるけどなんともいえない心地よさの意味もわかりました。 上達すれば長時間叩けるようになるそうなので、これは夢中になりますね。
そして最後に皆さんとパシャリ^ ^
今回初めて“Maracatu(マラカトゥ)”を体験して、また一つ素敵なブラジル音楽に触れられたなぁと思いました^ ^♪♪
Baquebaさんは女性も多く参加者も音楽経験者から未経験者、(中には全く音楽未経験でイベントでの演奏をみてワークショップに参加してメンバーになった人も) 年齢も20代から40代など幅広く、初心者の人でもフラッと来て参加出来る印象でした^ ^。
そして何より皆さん仲が良いしウェルカムな雰囲気♪♪ 僕も助かりました。
Baquebaの皆さん、楽しい時間をありがとうございましたーー!!!
すごくアットホームなチームなので、皆さんも是非一度ワークショップに参加してみては?! きっとハマります^ ^。正太郎的にはAlfaiaの音、カタチがオススメですよ^ ^
Baquebaさんは、8月23日(金)~25日(日)に行われるスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに今年も出演します!! 日曜日のワークショップには拓音さんが講師で登場します。僕がワクワクした「マラカトゥ」の授業を体験できますよ♪
東京で行われるワークショップやイベント出演予定などはBaquebaさんのサイトに情報が載っているので要チェックです☆
ブラジルフェスティバル , 2012 7月はいよいよブラジルフェスティバル!!ひゃー!今年も盛り上がること間違いなしですね!
我らがBRARIOもブラフェス取材の他に、ますますパワーアップしたブラジル料理とタコスのお店“ブラジルランチ”を出すので是非遊びに来てください。
それでは次回はその通りブラジルフェスティバルの体験リポートですねー!
・・・・・飲みすぎないようにしなくては(笑)
ではこの辺で! Ate mais! tchau tchau!!!
Baqueba(バッキバ)
ブラジル・レシーフェの重量級リズム、マラカトゥ・ナサォンをベースに繰り広げる世田谷ビート。個性豊かなメンバーから放たれるパワフルなサウンドが特徴の体育会系太鼓チーム。レシーフェ滞在経験、カーニバル演奏経験のあるメンバーを中心にカーニバルスタイルの演奏を繰り広げる。
★WEBサイトはこちらからどうぞ!
→BAQUEBA website
→廣瀬拓音 blog
→スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド website
松浦正太郎 舞台出演決定!
Marmo pets vol.参
2013年9月5日(木)~8日(日)
『男郎華』
場所:俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)
※本公演はダブルキャストとなっており、松浦正太郎の出演日は下記の通りとなっております。◆9/6 19:00~ ◆9/7 14:00~ ◆9/8 14:00~
詳細は、正太郎blogまで
松浦 正太郎 (まつうら しょうたろう)
1983年
5月16日 誕生
2003年
CA JOSEENSE (ブラジル4部)
2004年
EC SAO JOSE (ブラジル3部)
2005年
俳優、歌手タレント活動を始める。
モデル、舞台、ライブハウスなどで活動以外にブラジル留学、サッカー経験を活かした活動を中心に行っている。
blog
→ 「どーも★松浦正太郎です♡」
twitter
→ shotaro0516