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ブロコ・アーザ・ヴェルヂ サンバショー

[2015,4/11]
Saayaの凱旋ライブ!!

4月11日(土)にエスペト・ブラジルで行われた「ブロコ・アーザ・ヴェルヂ サンバショー vol.4」。

「ブロコ・アーザ・ヴェルヂ(Bloco Asa Verde)」は2007年3月に誕生したサンバチームで、自由の森学園サンバ音楽隊のメンバーで構成されている。

今回は、名門サンバチーム「MANGUEIRA」のダンサーとしてリオのカーニバルに2年連続出場を果たしたSaayaの凱旋ライヴとあって、 会場は立ち見が出るほど大入り満員。

前半はパゴージスタイル。ヴォーカルでSaayaも歌を披露。アーザ・ヴェルヂの心地よい演奏で徐々にブラジルのムードが高まってくる。 たっぷり楽しんだところで、いよいよダンサー(シホ&ナオミ)が登場し、エネルギッシュに踊る姿に歓声があがる。

 

「MANGUEIRA」の衣装に着替えたSaayaが登場し踊りだす。リオのカーニバルで着た衣装を間近で見られるのはライヴならでは。 後半はサンバスタイルで一気に加速。こうしてお酒とサンバと陽気な要素がてんこ盛りのライヴはアッという間にフィナーレをむかえた。

ダンス以外のスポーツでもそうだが、日本人とブラジル人との違いの一つはバネだと思う。 日本人と比べると身体にボリュームがあり、筋力もあり、もともと恵まれているが(体型をキープするためにもちろん努力もしている)、 そのバネが生み出す躍動感と天性のリズム感が一体となり、なめらかで美しいダンスを完成させる。

サンバではその躍動感に、生き生きとした表情も加わり、より一層華やかになる。

Saayaのダンスもしなやかでいてパワフルでキレがあり、小さな身体が躍動感で大きく見える。

そして、チャーミングな笑顔と時折見せる大人びた表情が、彼女の魅力をさらに引き出している。

「ブラジルで学んだことを、今後は日本でも伝えていきたいですね」と語る彼女の言葉から使命感がひしひしと伝わってきた。

Saayaのようにブラジルのカーニバルに出演して活躍しているダンサーは近年増えているが、 共通しているのは、決しておごらず、現地で学んだことを気持ちよく伝えているということ。

日本のサンバが発展しているのは、こうした経験と情報を日本に持ち帰り、広く共有することが出来ているからだと思う。

まずは踊りや演奏を見て聴いて体験することが第一歩。 そう考えると、Saayaの踊る姿を見ることができた今回のライヴは、訪れた人とって貴重な機会だったといえる。

次回のブロコ・アーザ・ヴェルヂのライブもお楽しみに!!

 


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Bloco Asa Verde
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