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カポエィラ・テンポ 「第11回バチザード&トロッカ・ジ・コルダス」!!

カポエィラの洗礼式(バチザード)&昇段式(トロッカ・ジ・コルダス)に迫る!

7月15日(月・祝)グルーポ・ジ・カポエィラ・ヘジォナウ・テンポ(通称:カポエィラ・テンポ / GRUPO DE CAPOEIRA REGIONAL TEMPO)主催の『第11回バチザード&トロッカ・ジ・コルダス』が新宿コズミックスポーツセンターで開催され、全国からカポエィリスタが集結した。

カポエィラには大きく分けて3つの流派がある。①アンゴーラ、②ヘジォナウ、③アンゴーラとヘジォナウを混ぜたコンテンポラーニア。イベントを主催するカポエィラ・テンポはヘジォナウ。ヘジォナウはアンゴーラに比べて動きのテンポが速く、華麗な蹴り技とアクロバティックな動作を多く含んでいる。

イベントは日本支部代表 須田竜太氏、塩見正太郎氏をはじめ、カポエィラ・テンポ以外のグループも参加、そして、スペシャルゲストとしてブラジル本部から、メストゥレ トニー、プロフェソール フラカォン、プロフェソール ヴェフメーリョ29、プロフェソール マカハォンが来日した。

まずは、カポエィラ式の敬礼からはじまり、カポエィラ・テンポによるカポエィラの披露、各グループ代表者の紹介、指導者達の組手、カポエィラの歴史の解説、ヘジォナウの創始者メストゥレ ビンバが定めた型の演舞、楽器の演奏が行われた。披露する前にはそれぞれの意味を解説してくれるので、まったくカポエィラの知識がない人でも学びながら楽しむことが出来る。



そしていよいよ、本日のメインとなる『Batizado』と『Troca de Cordas』。

カポエィラでは腰に巻いた帯の色で習得具合がわかる。帯の色それぞれに課題があり、その課題をクリアし試験に合格すると次の帯に進むことが出来る。試験は身体を使うことだけでなく、歌や楽器の演奏や知識などカポエィラに必要なすべてが対象となる。

初めて帯をもらい、カポエリスタとして洗礼される式が『Batizado(洗礼式:バチザード)』。それ以降は『Troca de Cordas(昇段式:トロッカ・ジ・コルダス)』。

Batizado(洗礼式)では、師範からポルトガル語の名前 Apelido(カポエイラ名:アペリード)が与えられ、動物や鳥、魚、自然、花、等の名前や、印象を表す言葉だったり、ブラジルに存在するすべての中から、個人の特徴を表したふさわしい名がポルトガル語で付けられる。

グループによって帯の色数も異なるが、カポエィラ・テンポでは帯は黄緑から始まり、緑帯、黄帯、青帯、赤帯と進む。1人前と認められる赤帯以降は、緑+黄帯、青+赤帯と2色になり、その先の緑+白帯からProfessor(先生:プロフェソール)として自分のグループを作ってもよいぐらいに認められる。さらに黄+白帯、青+白帯、赤+白帯と進み、最後は白一色。最高師範、Mestrel(メストゥレ)となる。

昇段は、練習を続けてその帯にふさわしいと認められ試験に合格すれば、青帯まで1年ごとに進んでいく。青帯から先は2年ごとになり、緑+白帯のProfessorより先は年月だけでなく実績を積み、多くの人に認められなければならない。
このように帯ごとに目標を設定し“心・技・体”を磨いていくのも、カポエィラの魅力といえるだろう

子供の部から『Batizado(洗礼式)』と『Troca de Cordas(昇段式)』が始まった。まずは指導者とJogo(組み手:ジョーゴ)を行い、カポエィラを披露する。

先に試験を受けて合格しているのでこの日はセレモニー的な要素が強いが、次の帯にふさわしいかどうかこの場で再び厳しい目にさらされる訳だから、個々の持っているいる力の限りカポエィラを披露しなければならない。

Jogoの相手をした先生に帯を巻いてもらった子供達は、誕生日を祝ってもらった時のように満面の笑顔で誇らしげに記念撮影。会場のだれもが嬉しくなる瞬間だ。



カポエィラは他の格闘技に比べ、女子率が高い。足技のほかに、ダンスや、体操の演技に近い技もあり、見栄えもよくかっこいいので女の子にも人気があるのかもしれない。

激しい蹴りの攻防をみていると「怪我が多いのでは」と考えてしまいがちだが、指導者の下で十分に柔軟運動を行い、各々にあった指導を受けるカポエィラは、むしろ怪我をしない確率が高い。
BODYコンタクトありきの格闘技と違うので、武道的要素がありながら安全に子供達が身体を鍛えるのに適している。

続いて大人の部。一番下の黄緑でも迫力満点。

帯が進むごとに人数が減るので上の帯になればなるほど、より多くの指導者とJogo(組み手:ジョーゴ)を何度も繰り替えさなければならない。

アクロバティックの技を習得した黄帯から青帯に上がる昇段式では、今後は足をかける動きなどが加わってくるので、
洗礼のように昇段式の段階から攻防の中で身体と身体が激しくぶつかりあっていた。

『Batizado(洗礼式)』と『Troca de Cordas(昇段式)』が終わり、参加グループ全体によるJogoが行われた。
途中からアクロバットな技を繰り出す華麗なカポエィラになり、そして最後はSamba de Roda(サンバ・ジ・ホーダ)。みんなでサンバを踊って、楽しくイベントは終了した。

「バチザード&トロッカ・ジ・コルダス」は一年に一度行われ、誰でも自由に見学が可能だ。みどころ満載でトータル的にカポエィラを学べるので、カポエィラに興味を持った人や、これから始めたい人が見学するにもいい機会だと思う。

会場には、ビリンバウ、カポエィラの本、CD、ブラジルのTシャツや、アサイードリンクも売っているので、アサイーを飲んだり買い物をしながらブラジルの文化に触れることもできる。

カポエィラ・テンポは東京都新宿区の東京本部を始め、東新宿支部、渋谷支部、世田谷支部、府中市、神奈川県川崎市などで開講している。ほぼ毎日、体験用の「超初級クラス」を行っているそうなので、まずはお気軽にお近くの教室で体験してみるのもおすすめだ。


グルーポ・ジ・カポエィラ・ヘジォナウ ・テンポ
(GRUPO DE CAPOEIRA REGIONAL TEMPO)

サルヴァドールを本部に、2002年に東京都新宿区に東京本部を設立。東新宿支部、渋谷支部、世田谷支部、府中市、神奈川県川崎市での活動の他、ブラジル大使館の公認を得てイベント等を主催するなど、日本を代表する団体としてカポエィラの普及に務める。また、様々なメディアへの出演や、各界の著名人にカポエィラを指導するなど、その実績と信頼で幅広い活動を行っている。

★WEBサイトはこちらからどうぞ!
カポエィラ・テンポ website
ABC de カポエィラ(カポエラ・カポエイラ)Capoeira総合情報 website
みんなのカポエィラ・テンポブログ(東京) blog



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