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BAHIAの田舎より・・Vol.8「あこがれのアアゾンへ」

ブラジルはものすごく広い。日本じゃ全然耳にしないような州も沢山ある。壁に貼った地図を毎日眺めながら、行ったことのない他の州をみてみたいなぁと思いを膨らませていた矢先、友人達がアマゾナス州のマナウスに行くというのでついていくことにした。

■マナウスへ飛ぶ

我が家から行くには、まずバスとタクシーで田舎の小さな空港へ向かう。この小さな空港はちょっと前に改装したばっかりなのに、7月末に別の場所に新しく作り直された。開港式にはボウソナロ大統領も来たとか。

今までバスのターミナルからタクシー15R位で行けた空港が少し遠くなってしまった。将来を見越して大きい土地が用意されているものの、今のところ使っているのはごく一部なので空港エリアに入った時25Rだったタクシーメーターが、ターミナルに到着するまで何もない場所をひたすら走って36Rとなった。(乗る前に運転手さんから35R位かな、と聞いてから乗ったから予想通りか。)

開港して1週間位で訪れたので、このマニアックな空港を利用した初めての日本人なのでは?!

今まで売店が一個あっただけ&wifiも無かったのが、オシャレカフェやら土産物少々、そしてwifiもあった!

飛行機一本でマナウスまで行けない。片道3本乗った。

Vitoria da Conquista→Salvador→Fortaleza→Manaus(帰りはFortalezaではなくBrasiliaを経由して戻った。)

家を朝4時に出て、マナウスには夜の11時頃着き、友人たちと合流した。ちなみにもし日本からであれば、サンパウロやリオで入国したら、サンパウロからでもリオからでも国内線一本、4時間位でマナウスに飛べる。

初めてのセアラ州、Fortaleza空港!コーヒー自販機とかあんのね。

帰りには初めてのブラジリア!!ピザとダンキンドーナツ食べたのみ。ブラジルぽくないやたらピカピカの空港内だった。

宿はマナウス市内の友人宅に泊めてもらった。滞在は5泊。中4日間を観光とカポエイラをして過ごす。

■観光/滝

さぁいよいよアマゾン観光!初日は滝へ。滝は100以上あるそうで、そのうちの3つに行った。

マナウス市内から国道174号線をまっすぐまっすぐ北上して行く。厄介な道もなく、ただ舗装された道路をひたすら走るだけで行ける滝がいくつもあるなんてぇ、便利な所だ。

110~140キロ程走ったあたりの滝を三つ。最初の滝は「Cachoeira Asframa」しっかり整備されており、コンパクトな滝と、休憩いやすいように屋根とベンチがいくつも用意されていて、その小さい屋根たちが赤くて、ぱっと見たら日本の神社に来たみたい。

滝の後ろに簡単に行けておもしろい。

続いて「Cachoeira Iracema」。国道から少し外れて森の中に車をとめて少しだけ歩く。森にはカポエイラで使う楽器、ビリンバウの元であるビリバの木が沢山生えていた。

蟻の大群に足を噛まれつつ森を進む。結構痛い!しつこく痛い。(何日も痛かゆかった。これでなんやか病気にならないかこっそりひどく心配した。)途中、でっかい岩の穴があって、夜になるとヒョウの寝床になるんだとか。

数分歩いて滝にたどり着く。ここも高さは無いけども勢いはあるので、川に入水すると流される。びびって滝には近寄らず、近くのお年寄りたちを見習って浅瀬で遊んだ。

浅いけど流れは強い。

滝からほんのちょっと離れると平和。

1個目の滝は水が無色透明だったが、ここのはうちの近所同様に赤かった。大地の色を吸収しているそうな。

3つめは「Presidente Figueiredo」。滝やら洞窟やらあるっぽいが、泳ぎやすそうな川でのんびり。穏やかそうに見えつつもここも結構流れがハードな所があるがしかし、現地の少年が川の流れに身をまかせて流れて行き、普通の人なら流されまくって岸にもどれなそうな勢いなのに、その少年は魚のようにぴょんぴょんはねている!!なんてこった!

そんなこんなで、水面をはねて戻ってきた衝撃映像を撮りたかったけども撮れなかった。

穏やかなビーチ風。

浅いけど勢いがあって岩がごつごつだけれども、現地の少年は元気に流れて行った。

アマゾン来タ!!って感じがする。奥に流れていくと何があるのか。

ランチに魚食ベタイ、サカナガタベタイヨウ!!とお願いして、滝付近の村?町?でお昼ご飯に魚を食べた。ピラルクと、タンバキという魚。ピラルクの方がぷりぷりしていてクセが無く美味しかった!ご飯やフェジョン、野菜、煮込みなどを好きに取って、更にメインの魚をもらって12Rだったかな。

下段左がピラルク、右がタンバキ。

■観光/船ツアー

翌日は一番楽しみにしていた、船でアマゾン川観光!!港でガイドと交渉して値段とツアーの内容を決める。一人150Rで、お昼ご飯つきのコースを選んだ。朝9時ごろに船に乗り込み、ガイドの自己紹介から旅が始まる。

港。乗ったのは左端にちょろっと見えているタイプの船。

アマゾン川は多くの川が合流して大きな川になって大西洋に流れて行ってるそうな。マナウスの近くでは、速さと温度と色の違う川が合流しており、それらがなかなか混ざり合わずに2色になっているところが観光ポイントとなっている。

2色!

その後は船から色々景色を眺めたり、遊歩道のあるジャングルを散歩したり。運が良ければ色んな動物に遭遇できるそうだが、全然遭遇できなかった。

生活排水はやっぱそのまま川に流すのだろうか。

親切設計、遊歩道!

アマゾン川にイルカが!有名らしいが全然しらんかった~!ピンク色。

そして最後に!ついに!!インディオの家へ!!!

2色の川合流地点からは随分上流に船で走り、うとうとしていたらいつの間にかインディオの家がぽつぽつあるところへ着いた。行ったところは完全に観光用にしているところだったがそれでも嬉しい!

若者が自己紹介やらして、みんなでショウを見せてくれた。謎の楽器、唄、踊り。最後の方では、希望者は一緒に踊れる。

その後はでっかいアリンコと、わにのお肉を試食させてもらった。味の薄いものは塩つけたら大抵美味しいな。

左下は蟻拡大!大きい。右はワニのお肉。

普段はみんな多分普通の洋服着てるっぽいけど、この姿をみると興奮するな~。

ブラジルの北の方はアフリカンな顔の人が多いと思い込んでいたけども、良く考えたら日本の何倍もの広さがあるし、海の方からアフリカの血が入ってきただけでアマゾンの奥地など、元々の原住民の顔立ちってこんな感じなのねぇ~、としみじみした。ペルーやらボリビアっぽい顔。アジアにも親近感のある顔。もっとここに居てみたいなぁとワクワクそわそわした!!

■観光/市内

ブラジルはどこでも、パステウとコシーニャだらけだと思っていた。ところが、マナウスではどこのランションネッチ(軽食屋)もタピオカ!!

タピオカは日本で流行っている粒々パールじゃなくて、タピオカ粉をクレープ状に焼いたものに色んな物を巻いて食べる。beijuともよばれるやつ。

バイーアで時々、コンデンスミルクとココを挟んだものを食べるけど、しょっぱい系は初めて食べた。中身は色々あるけども、数日間食べ続けたのが、たっぷりのチーズと、バナナやTucumaというフルーツを挟んだバージョン。

Tucumaはフルーツのようだが、あんまり甘くない。繊維たっぷりでこれとその他フルーツジュースのおかげで、アマゾン滞在した日々はお通じが激烈に抜群だったー!!!

オレンジ色のがTucuma。

 

上段はバイーアでは見かけないブランドのガラナ。下段は色んなフルーツジュース。cupuaçu、graviolaなど。

2日目の朝に市場に連れて行ってもらった。アマゾン川でたんまりお魚がとれるようで、市場は大変活気にあふれていた!

マナウスはゴム産業で大層栄えたそうで、その頃にヨーロッパから色んな技術が持ち込まれてできた建物が色々ある。ヨーロッパから職人とわざわざ材料も持ってきて作られた劇場を外から眺めた。正面からみると普通のテアトロだがしかし!!横からみたらさすがブラジル…上のドームの所が国旗柄!!

このテアトロの前の地面の柄をみて、お、なんでこんなところにリオデジャネイロ…って思ったら、この柄はアマゾン川の2色合流をイメージして作られたんだと。それをリオのコパカバーナのビーチ沿いに使ったもんで、世の中的にはすっかりリオのイメージになってるだけなんだと。

■そんなこんなで…

書きたいことはまだまだあるけども、長くなったのでここまでにしておこう。出発前は激暑と虫刺されなどによる各種病気を恐れまくって、怖くて仕方がなかった。

飛行機の中で隣のおっちゃんに、「アマゾン初めてで…緊張してて…」とか言ってたら「大丈夫!君は絶対好きになるよ!!」と言われた。そしてその通り、かなり好きになった!!また是非行きたいところになったのである。

アテマイス!!


おまけ

jaraquiを食べずにはアマゾンから出られないし、jaraquiを食べるとアマゾンから出たくなくなる!とみんな言う。

最終日に食べた噂のjaraqui!

くせになる、Tacacaというスープ。

アマゾン在住猫さん。


Vol.8「あこがれのアアゾンへ」
Vol.7「ビザのこと(学生ビザ編)」
Vol.6「ビザのこと(観光ビザ編)」
Vol.5「festaシーズン」
Vol.4「滝~cachoeira do Buracão」
Vol.3「Feira仕事」
Vol.2「道とドッコン」
Vol.1「日本から三日。Chapada Diamantina」


Text&photo:ネコチョッキ
ブラジル・バイーア州在住
カポエイラを習い始めたことをきっかけに、数回の渡伯を経て
現在はバイーア州の田舎に猫と恋人と住んでいる。

 



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