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ブラジル取材2012!!サン・パウロのショーロ

サン・パウロについて

ブラジルの主要都市。人口は約1,100万人(2008年)高層ビルが立ち並ぶ、ブラジル最大の都市かつ南半球最大の都市。 最大の文化の中心、発信地としても南米一で、多数の美術館が点在する。 日系ブラジル人の約70%、約100万人が在住している。

[2012,6月]

ブラジル取材2012!!
サン・パウロのショーロ

ショーロ・ダス・トゥレス(choro das 3)三姉妹に密着!おすすめレストランから楽器工房まで!

- サン・パウロ州サン・パウロ市(São Paulo) -

★ショーロ(choro)とは?

 フルート、ギター、カヴァキーニョ、パンデイロ、バンドリンといった楽器で演奏される、19世紀から続くブラジル発祥の伝統あるポピュラーミュージック。

 2008年に初アルバムを発表し、サンパウロ芸術評論協会よりベストグループとして賞を授るなど、 若手のホープとして世界中で演奏活動を行いショーロの普及にあたっている『ショーロ・ダス・トゥレス(Choro das 3)』 (長女コリーナ:フルート、次女リア:ギター、三女エリザ:バンドリン)の案内で、 三姉妹が毎週末に演奏のため訪れるサンパウロの音楽スポットを訪れた。

★サン・パウロのアラブ料理

   1日目、まずは夜のライブに備えて、ファミリーの皆さんと一緒にオススメのアラブ料理店『ESFIHA JUVENTUS』で食事。 地元でも美味しいと評判で、三姉妹のお気に入り、お墨付きだ。

ブラジルではアラブ料理はポピュラーで、 有名なファーストフードチェーン店『アビーブス(Habib's)』は、マクドナルドに続き2番目の規模を誇るほど。

店内に入り、まず最初に目に入るのが壁に大きく描かれた砂漠とラクダの写真。 先ほどまでのブラジル気分が一気にアラブムードに。

豊富なメニューから、代表的な料理を選ぶ。 ピザのように丸く伸ばしたパン生地に具をのせたエスフィーハ(esfiha)や、コロッケのように具を詰めて揚げたキベ(kibe)など。 キベは新鮮な素材を生かした濃厚な味付けに、ライムをかけてさっぱりと味わうことが出来るのでオススメ。 選ぶ具によりいろんな味が楽しめるのもアラブ料理の魅力の一つだろう。

デザートは三姉妹がショーケースまで連れて行ってくれてオススメを選んでくれた。 食後には美味しいエスプレッソ。サンパウロにはイタリア移民が多くすむので、エスプレッソが出てくる場所が多い。

★楽器工房がライブハウス?!

 食事の後、車でライブハウスへ移動。

この日の出演は23時から。 日本であれば、ライブも終わって終電を気にする時間だが、ブラジルではイベントなどの始まりが遅いため(時間通りに始まることもあまりない)、 次の日つらいのでは?と思うほど夜更かしして遊ぶ。 翌日は仕事があったりする場合でも、(僕の知るブラジル人達は)睡眠時間を削ってでも遊びの時間は確保するという感じで、 仕事と遊びの割り切りをはっきりさせて、どんな時でも人生を楽しもうとする姿勢をいつも彼らから感じる。 特にブラジルの男性は、年齢を重ねても無邪気な少年のような人が多い気がする。

この日訪れたライブハウスは少し変わっていて、なんと楽器工房にステージがある。 本当にここ?という雰囲気のビルのドアを開け階段を上がったサロンには、 ブラジルを代表するミュージシャンの写真やショーロ・ダス・トゥレスの幼い頃からの写真が飾られていた。

サロンの隣の工房ではギターやバンドリン、パンデイロなどの弦楽器が造られている。 『ミュージシャンに最高の楽器で演奏してもらうために、木の状態を確かめながら一つ一つじっくり手間をかけ製作しているんだ』と話してくれたのは、 1人で全ての楽器を製作しているマノエル・アンドラージ(Manoel Andrade)さん。 工房には楽器のもととなる素材や、製作途中の無数の楽器が並ぶ。

工房はステージのある部屋を中心に別れていて、楽屋としても使われている。 照明を落とした雰囲気たっぷりのステージでは、地元の演奏家によるライブが行われていた。

ステージ前に並べられたイスに座り演奏を聴く。 入口のサロンにはお菓子やコーヒーなどが並べられ、演奏の合間にはこれらを自由に食べて飲みながら音楽談義が始まる。

三姉妹はこんな音楽好きが集まる場所で、子供の頃から大人に混じって腕を磨いてきた。 この日はマノエルさんも楽器の音色を楽しみながら数曲演奏してくれた。

 いよいよ、三女エリザが作曲したオリジナル曲で幕が開け、 『ショーロ・ダス・トゥレス(Choro das 3)』のライブがスタート。 三姉妹にカヴァキーニョが加わり、お父さんもパンデイロで参加。 観客もリラックスした雰囲気でショーロを楽しんだ。

演奏後、これからの活動やショーロについて長女コリーナと次女リアが語ってくれた。

「ブラジルでも若い人が聴かなくなっているので、国内も含めて今後いかにショーロを普及させていくかが課題。 伝統ある文化を残すには国の支援も必要だけど、ボサノヴァがブラジルの音楽として世界に認知されていったように、 いろんな国へいってショーロを演奏して普及させていきたい。 もちろん日本でも演奏したいし、ワークショップを行ったり、出来る限りショーロの魅力を伝えて行きたいと思う。」

ブラジル国内でショーロのおかれている立場を見据え、未来に向けて何が出来るかを常に考えている彼女達は、普及への強い意志を持ちながら、 若い世代の代表としてフランスやアメリカなどでも積極的に公演を行い、ショーロの魅力を世界に伝えている。

★コンテンポラーニャへ

 翌日も三姉妹とファミリーの案内で訪れたのは、楽器店『コンテンポラーニャ(CONTEMPORANEA)』。 州立ピナコテッカ美術館が隣接するルース駅(Luz)から徒歩3分のところにあるので、美術館を訪れる際に立寄っても良いだろう。

まずはお店のすぐそばにあるランショネッチ(Lanchonete)で昼食。 ランチは日替わりメニューで、ブラジルらしい食事がいただける。黄色い建物が目印。

『コンテンポラーニャ』は世界的に有名な楽器メーカーで、店頭には楽器が並び、奥は演奏スペースになっている。 壁にはミュージシャンの似顔絵パネルや、写真が飾られ、ブラジルのミュージシャンと一緒に写っている日本のミュージシャンをワクワクしながら三姉妹と一緒に探した。 週末にはホーダ・ヂ・ショーロも行われ、ショーロ・ダス・トゥレスも毎週演奏しているそうだ。

アメリカ公演の為のビザを取りにアメリカ大使館に向かう三姉妹ファミリーと、ここでお別れ。

聡明で美しい三姉妹と一緒に過ごした2日間は、 音楽スポットを巡ったり音楽を聴いたり、またミュージシャンが感じているショーロの現状を聞くことが出来たことも、 リアルなサンパウロのショーロ事情を知る上で貴重な体験となった。

彼女達の来日が実現し、日本全国でショーロを聴かせてくれる日が待ち遠しい。

 ショーロ・ダス・トゥレス(choro das 3)
2002年 ホーダ・ヂ・ショーロに参加
2008年 1stアルバム“メウ・ブラジル・ブラジレイロ”をソン・リブレより発表
サンパウロ芸術評論協会より2008年ベストグループ賞を受賞
WEBsite → http://www.chorodas3.com.br/

ESFIHA JUVENTUS

住所:Rua Visconde de Laguna, 152 - Moóca - São Paulo/SP
ESFIHA JUVENTUS website


Luthier Manoel Andrade

住所:Rua Alfredo Pujol, 1158 - Santana - São Paulo/SP
Luthier Manoel Andrade website


CONTEMPORANEA

住所:Rua General Osório, 46 - Santa Ifigênia - São Paulo/SP
CONTEMPORANEA website



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