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リオ・デ・ジャネイロ取材2017「リオへの行き方・注意点&カーニバル体験ガイド!!」

カーニヴァルを体験!いざブラジルへ!!

「サンバカーニバルを観にリオに行きたい!でも、初めてだし、ブラジルの治安も心配だし、準備とか何が必要なんだろう・・・」そんな悩みを持った初めての方に向け、リオへ旅立つ準備からカーニバルを体験するまで、リオで注意する点をまとめました。

 安全という言葉は軽々しく言えないけど、注意していれば大丈夫。ぜひ、カーニバルを始め、歴史、自然、音楽&ダンス、そして光にあふれたリオ・デ・ジャネイロを体験してください。 あなたの人生をきっと変えると思います。

出発までの準備①

◆航空券を買う

まずはエアチケットの予約から始めましょう。ブラジルへは直行便がないため、東周りのアメリカ経由か、西周りのヨーロッパ経由、ドバイ経由が一般的。今回の旅では、ドバイ経由でリオへ行ことに。ドバイ経由(日本→ドバイ→リオ)の場合は、エミレーツ航空を使います。

今回チケットは、格安航空券・中南米旅行専門店 アルファインテル(ALFAINTER)で購入。購入は2016年11末月時点でエコノミークラス往復15万円でした。 その時の事情もありますが、チケットは購入時期が早いほど安くなります。今回はエミレーツを利用しましたが、安さにこだわるのであれば、他のルートも考えられます。

アルファインテルは、格安航空券・中南米旅行専門店として38年目。南米系旅行会社では唯一、航空券を自社内で発券できるIATA公認代理店なので、あなたの旅のプランに沿った、格安旅行券の相談が可能で、予約もビザの手配もスピーディーに対応してくれるので、初めての人も安心できると思います。ブラジリアンミュージックのアーティストやブラジルに何度も通っている人も利用しています。

◆宿泊先の予約

航空券の手配と共に進めたいのが、宿泊先の予約。カーニバル時期は一年の中で最も宿泊代が高くなります。さらに、直前になればなるほど高くなるので、航空券同様に早いほど安い宿が見つかります。

今回の旅では、世界最大の宿泊予約サイトBooking.comで予約。Bookingの魅力は、ホテルだけでなく、部屋貸しや一軒家貸しの物件を探せること。今回は数名での滞在だったので、3LDKのコンドミニアムを予約。ホテル並みにセキュリティーもしっかりしていて、プールやBBQ場、ジム、ジャグジー施設も付いて、一人一泊5000円程でした。コンドミニアムは、ホテルと違い、部屋には、キッチン、洗濯機、など、生活に必要なものが備わり、備品も自由に使うことも出来ます。

大人数で泊まるときは、ホテルよりも1軒家を借りた方が割り安。ファミリーもちろん、ワイワイみんなでするのが好きならとても便利。実際に住んでいる人の家(部屋)をかりるので、現地の人になりきって生活感のある暮らしも楽しむこともできます。

ブラジルでは、ホテルやツ―リストの施設や観光地では英語の案内があったり通じますが、大抵の生活の場では英語はまったく使えず、ポルトガル語のみです。Bookingは日本語サイトもある上、予約も簡単です。コンドミニアムなどでも、英語を話すオーナーもいるので、ポルトガル語ができなくても大丈夫な場合も。

不安な方は宿泊施設の手配も旅行代理店に相談すると良いでしょう。

また、単身や少人数で行かれる方で現地で日本語でコミュニケーションをとりたい方には、リオ在住の日本人が経営している宿(シェアハウス)もあります。 リオの観光スポットや美味しいレストランの紹介、サンバエスコーラツアーなど、日本語教師をしているオーナーが案内してくれるツアーも好評です。→リオ日本人宿”Zico”

◆ビザをとる

忘れてはいけなのが、ブラジルはビザが必要だということ。こんなに仲がいい日本とブラジルなのに、ビザをとるには何日もかかり結構大変です。 今後は手続きが簡単になるようですが、現在のビザ取得の方法をご案内します。

まずは取得に必要な主な書類を見てみましょう。

観光査証 VITUR (領事館サイトより:2017/04/28現在 )

1.パスポート(6ヶ月以上の残存有効期限のあるもので、見開き2ページの余白があること。査証を発給するのに適さない、汚れ、損傷のある旅券は受付できません。)

2.申請用紙控え(RER) 1枚

3.背景白色の写真1枚を(RER)に貼付します。

4.ブラジルの出入国が記された日本からの往復航空券のコピー(E-チケット可)。または、予約確認書オリジナル。

5.現地での滞在維持を保証する書類。目安として滞在日数1日につき1万円の残高を要する。(次の内いずれか1つ)

・銀行より発行された預金残高証明書(1ヶ月以内のもの。日本語可)
・クレジットカード会社発行の利用明細書。利用可能額の明記されたもの。(1ヶ月以内のもの)
・過去1ヶ月間の通帳コピー(表紙と記帳ページのコピー)

6.査証料金: 10,400円

申請の手順は、ご来館前にインターネットサイトでビザ申請用紙を入力し、プリントアウトした用紙に、写真とサインをして領事館の窓口で、その他の書類ともに提出します。→オンライン申請サイト

通常であれば一週間程度でビザが発給されます。直接受け取りに来るか、着払いの宅急便も選択できます。

以上が、ビザ取得までの流れです。

ビザの取得方法は、自分で領事館へ行くか、旅行代理店に頼みます。旅行代理店に頼むと、手数料が5000円(代理店による)くらいはかかりますが、送られてきたシートに情報記入し、必要書類を送るだけで済みます。あとは、旅行代理店に書類が届いたか確認がとれればOK!楽で、安心です。

自分でとる方法は、費用を抑えることが出来ますが、領事館へ行く日もあり、慣れていないと事前入力に手間がかかったり思わぬ時間を使ってしまいます。時間にゆとりがあり、コストをかけたく無い人、仕組みを勉強したい人は最適です。

ビザは必ず取らないといけないので、余裕をもって申請しましょう。実際、手間と時間を換算すると、旅行会社の手数料はそれほど高く感じません。

<領事館>
在東京ブラジル総領事館
在名古屋ブラジル総領事館
在浜松ブラジル総領事館

◆チケットの手配

カーニバルの座席のチケットを購入しましょう。

購入方法は次の3通り。リオに行ったことがない人やカーニバルが初めての方、現地で交渉したくない場合は事前に購入したほうが安心です。

1.公式WEBサイトで購入(www.rio-carnival.net

サイトは英語とポルトガル語のみですが、席と値段がひと目でわかります。支払いはクレジットカード。時間がたつとともに、席もなくなりチケットの値段も上がるので注意しましょう。※一番安い席で1万円程でした。12月に入ると席がなくなり始めていました。

チケットの受け取りは会場ではなく、カーニバルの5日ほど前から現地の『Visitors’ Reception Center』で事前に受け取ります。メトロのLargo do Machado駅から徒歩3分。受け取り期間と時間があるため、スケジュールがあわない人は有料でホテルまで届けてくれるサービスもあります。

2.旅行代理店から購入

チケットを扱っている代理店から購入します。アルファインテルでは希望の席を伝えると現地の価格を教えてくれます。チケットは宿泊先で受けとります。日本語が通じる現地スタッフが手配をするので安心です。

3.現地の会場にいるダフ屋から購入

一番安いのがこの方法です。ポルトガル語で交渉する必要があります。また、正規のチケット以外も売られているため、だまされないように注意。値引きのコツは、パレードが始まってから買うこと。時間の経過と共に、売れ残ったチケットがどんどん安くなっていきます。

出発までの準備②

その他の準備

◆Wi-Fi

海外で携帯の使用は高額請求につながる恐れがあるので、旅行に行く前に携帯の契約を確認したり、通信を設定をオフにしたりと注意が必要ですが、Wi-Fiが使えれば、SNSで連絡を取り合ったり、お店を調べたり、自動車配車サービスUber(ウーバー)を利用したり、タクシーを呼ぶアプリを使ったりすることができて大変便利。

その場合は出発前に携帯用のWi-Fiルーターを日本でレンタルしましょう。2017年2月では、一番お得なルーターはグローバルWiFiでした。時期によって各社キャンペーンなを行っているのでチェック。

ブラジルは4Gが使えるので日本と変りなくネットに繋がります。電話をかける時は、携帯アプリを使います。ちなみに、ブラジルでは電話やメッセージを送るのはスカイプやLineではなく、whats up が人気です。

スマフォを路上で使うことはなるべく避けましょう。スマフォは窃盗の対象なので、現地の人でも気を付けています。また、使っている間は注意力も散漫になります。 使う時はタクシーの中や、飲食店、ホテルなどの施設の中が安全です。外で使う時には周りに注意してください。

◆薬

腹痛、胃痛、頭痛などの痛みや熱などを対処するための薬はもっていきましょう。大抵の薬は現地のドラッグストアでも買うことができますが、ポルトガル語しか通じません。コンタクトレンズの液などもドラッグストアに売っています。マスクが必要な場合は持参しましょう。

◆カード

現地では、現金よりもカードを使います。ほとんどすべての支払はカードです。100円以下、水1本でも、カードを使います。ただ、現地の人は、デビットカードをよく使うので、若干のお店ではデビットカードしか使えない場合もあります。クレジットも1枚だけでなく、予備に使えるカードがあるとよいです。2枚あれば無くしたり、スキミング対策にもなります。(※VISAが多いです。)

現地では現金も必要なので、お金をおろす必要もあります。その場合、手数料は高くなりますが、銀行や施設にあるATMを利用します。しかし、なぜかATMよってはカードが使えない場合もあります。隣のATMに移ると下せる場合もあるので、カードが悪いわけでもなく、マシンとの相性も有ります。

ブラジルでお金をおろす場合、以前はシティバンクがお手軽でした。現在は日本ではシティバンクはSMBC信託銀行プレスティアに統合されましたが、シティバンクのカードはそのまま使えます。ただ、新規の手続きでは手数料が高くなってしまいました。新たに所得する人は、発行手数料無料の新生銀行のインターナショナルキャッシュカードがオススメです。現地通貨を引き出すと日本円に換算され、口座に預けた預金から即時に引き落とせます。 両方とも「PLUS」マークの表示のあるATMで引き落とせますが、やはり相性があるので、マシンを代えたり何度もトライしてください。

VISAカードは、現金を引き落とせないこともありました。その対策として、銀行系のカードとVISAカードの組みあわせで用意すると安心です。

レジがある所に行列あり。カードで支払いということもありますが、機械の処理能力がとにかく遅い。店員もお客と話してさぼっている訳でなく、レジの処理待ちです。なので、気長に待ちましょう。

あらゆる機械の前はだいたい同様に行列。駅のチケットもお釣りがでてくるまで、時間がかかります。人がいる窓口では、スピーディーに対応しています。待つときは待つ。動くときは高速で動く。メリハリがあるのがブラジルです。

◆現金

現金は、タクシーやメトロ、バスなど、交通機関を利用する時に使うので、少額を持ちましょう。

まず最初に必要となるのが、空港から宿泊先へ移動する時。初めての方は、日本の空港での両替がオススメです。最初にかかる交通費と、念のための食事代くらいを考えて両替しておけば十分なので、交換レートが多少悪くてもさほど気にする必要はありません。それよりも、リオに到着して現金の両替や下す場所を考えなくて済むので、空港に着いてスムーズに移動ができます。

ちなみに、空港からタクシーで街の中心部(セントロ)まで、50~60へアイス程。40円計算だと、2000円~2400円。コパカバーナでだいたい80へアイス(3200円)。

買い物したときなど、最初はすべて紙幣で払ってお釣りをもらってしまいますが、かなりの確率で「コインはない?」と聞かれます。定員もお釣りを渡してばかりだと小銭が無くなるので困りますが、私たちもコインで払わないと財布はすぐにパンパンになってしまいます。

最初に「ブラジルに慣れてきた!」と実感できるのは、お釣りが出ないようにコインをピッタリ渡して店員の最高の笑顔をみた時かも知れません。

いよいよ出発(空港~ドバイ~リオ)

空港のカウンターでチェックインをすませ、Wi-Fiルーターを受け取り、両替を済ませます。

今回利用したエミレーツは、近年は人気の路線になっています。ムービーの本数も多く設備も割と充実しています。日本からドバイは11時間(大阪)~12時間(東京)、夜の飛行になります。ドバイでは、飛行機がついたあと空港が広いので、乗り継ぎの建物までバスで数十分かかります。バスにはイスがなく、立ったままの移動になります。入国手続きは簡単です。空港は広く綺麗で、レストランやカフェなどの施設も充実しています。

ドバイからリオは14時間20分。2回目のフライトを乗り越えると、いよいよリオに到着です。(日本~リオまでの合計フライト時間は26時間前後)

リオに到着

リオデジャネイロ(アントニオ・カルロス・ジョビン)国際空港(通称:ガレオン空港) (GIG)に着いたら、まずは宿泊先までの移動手段を確保しましょう。

1.タクシー:街を流している黄色の一般タクシー、呼ぶと来てくれる白・銀色の無線タクシー(ラジヂオタクシー) 。タクシーは空港の前にたくさんとまっているので、目的地をつげるだけ。英語は通じず、ポルトガル語が離せなくても、紙に目的地を書いてみせればOK。運転手は観光客になれているので、親切に話を聞いてくれます。乗ったら念のためメーター動いているのを確認。移動中、不安な方は、WIFIを繋げ、スマフォのアプリ(Google マップ等)で現在地を確認しながらでもよい。※タクシーの中は携帯を使うのは大丈夫です。空港から、タクシーで街の中心まで60へアイス程。40円計算(2017年2月)だと2000円~2400円。コパカバーナで80へアイス程度。3200円

2.空港専用ハイヤー:カウンターでチケットを買って乗車。タクシーよりも50%増しですが、英語が通じて、値段も決まっているので安心。

3.シャトルバス(Frescao):空港と主要場所を結ぶバス。路線があるので、行き先に目的地があるかチェック。日本の空港からでている長距離バスと同じく、スーツケースを預けることができる。

4.BRT(バス+地下鉄):空港のターミナルからVincente de Carvalho駅まで行き、地下鉄に乗り換える。料金が一番安い方法。

日常の移動手段

1.タクシー:街を走っている台数も多く、手をあげて止め、乗り込んだら目的地の場所や住所をポルトガル語で伝えます(住所を書いたメモをみせればOK!)。料金は、運転手が場所を知っているか知らないかによって、多少上下しますがメーターが動いていれば安心です。タクシーは安全で移動も楽だし、それほど高くないので利用をお勧めします。数人でのるならお得です。日本と違うところは、ほとんどの運転手は携帯電話のナビを使っています。声で住所を入力する運転手もいて様々。ぐるぐると回って目的地につくので遠回りをしている と思うかもしれませんが、これは一方通行が多いためです。言葉は通じませんが、リオの運転手は対応も丁寧で親切です。

ブラジルでは小銭のおつりが出る場合、支払われないことがあります。タクシーでも、細かいお釣りは少額のチップと思い、渡したほうが喜ばれます。納得のいく運転手には、少し(ドリンク一杯分程度)のチップを渡すと良いと思います。

2.Uber(ウーバー):一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組みですが、ブラジルでもUberは普及しています。目的地をアプリに入力すれば、現在地から近い車が何台か地図上に表示され、料金と時間とドライバーの質を表す星の数を元に選んで、ナンバーをたよりに到着するのを待つだけです。事前に登録されたクレジットカードから支払いうので、現金がいりません。料金はタクシーより安いです。

3.地下鉄(Metro):安くて便利なのがメトロです。日本の地下鉄と変りません。エリアごとに料金がわかれ、買い物や主要な観光スポットを移動するのに使うのは主に2路線(重複区間あり)では、1回乗ると4.10へアイス(200円位)です。1回券は、厚みのあるカードになっていて、改札にある投入口に入れるだけ。戻って来ません。出口で再びカードを入れることもないので、無くす心配もなく便利です。プリぺード式のチャージできるカードも売っています。こちらはタッチ式です。駅構内は明るく綺麗になりましたが、駅の入り口は大抵公園にあり、鉄格子がついていてビックリします。地域によっては駅周辺に危険な場所もあります。特に夜は注意してください。
RIOメトロ公式サイト

4.鉄道:メトロの他にも鉄道があり、主に郊外に行く場合に利用します。電車の中には売り子もいて、ドリンク(ビールも)やスナックを売っています。

5.バス:市民の足となるバスは路線の多さゆえに目的まで行くのが難しい。バス停でストップするとは限らないので、お目当てのバスがきたら、自ら手をあげて止めなくてはいけません。バス停をすぎたバスが信号待ちしていたら、駆け寄り載せてもらうこともあります。料金は同一料金。リオに通いなれた人でも難しいのがバス。上級者の移動手段といえます。バスの中は危険度も増し、治安の悪い地域もあるので、メトロとタクシーをつかって移動しましょう。

カーニバル会場へ

オスカー・ニーマイヤー氏が手掛けた会場、サンボードロモ・ダ・マルケス・ジ・サプカイ(Sambódromo da Marquês de Sapucaí)。全長700メートル。収容人数は72000程。</席はセトール(SETOR)というブロックごとにわかれ、さらに座席の場所によって料金が異なります。サプカイはメトロの2つの駅の中間にあり、セトール1から13のうち、席が偶数のセトールなら、Paraça Once(プラッサオンゼ)駅。奇数ならCentral駅(セントラウ)。

Central駅の場合、降りてすぐ会場付近までは、ビーチサイドの綺麗なリオになれた人にはびっくりするほど混沌とした景色が広がります。屋台、簡易トイレが通りに並び、物売り、ダフ屋、雨対策のかっぱを売っているオジサンや、水を売る青年などがうろうろしています。

このCentral駅のルートの途中には、傾いたマンションがシンボルのように建ち、このマンションの前が飲食店や屋台の中心で、たまり場になっています。パレードが終わった出演者達も飲んで歌って祝ってここで一夜を明かします。(チケット購入に関しては、出発までの準備①に記載)

セトールと席によって見え方も楽しみ方も異なる特徴があります。セトール9は海外からきたツーリスト向けの席。値段は購入時期にもより、一日3万円弱~5万円と高めですが、席は指定なので席とりの必要がなく、一番の見どころとなる審査員席も近く、英語が通じる大勢のスタッフがいます。席があらかじめ確保されているので、トイレや飲食を買いに席をたっても安心して戻れます。

会場内には屋台があり、串に刺したシュハスコも人気です。日本の野球観戦のように、席には売り子がひっきりなしにやってきます。ツアー観光客が多いので、午前3時くらいにはガラガラになります。空いた席に移動できます。セトール9は値段は高めですが、観光客が中心なのでどこかのんびりしていて、安心してパレードを見ることができます。

セトール9以外の席が決まっていない場所では席とりが必要です。席をとっても席を離れると無くなることがあるので注意が必要。でも、チケットが安く、ブラジル人と一緒になって応援する楽しみもあります。

カーニバルは朝の7時くらいに終わります。帰りはメトロに一斉に向かうため混雑します。大通りにでてタクシーを拾うのも時間がかかりますが、捕まえてしまえばタクシーの方が楽です。カーニバルの期間は、銀行は閉まってしまいます。事前に現金を下すことを忘れずに。

帰国

カーニバルまで楽しんだら、あとは帰国です。ここまでリオを堪能した皆さんなら、帰りの心配はないかもしれませんが、最後の空港までの移動もくれぐれも気をつけてください。帰りもエミレーツの場合は、深夜2時位に国際空港を出発します。

ブラジルで安全にすごすポイント

最後にリオで身を守る為の、いくつかのポイントをまとめました。
今回紹介するのはポイントは、リオに滞在している人や、何度も旅行している人や、現地のブラジル人からアドバイスをいただいたものと、現地での体験で感じたことをまとめたものです。初めての方は特に気を抜くことがないように、しっかり覚えて気を付けなければなりません。

1.携帯電話(スマフォ)を出す場所には注意。

スマホは取られる率が高いので、周りを確認してからさりげなく出し、短時間で必要最小限に済ませましょう。また、タクシーや、カフェ、お店など、出来る限り安全な場所で使うように心がけましょう。

2.地図はださない。

目的地への行き方は必ず事前に調べましょう。小さいメモ帳を用意して、お店の住所を書いておけば、タクシーでも見せるだけで済みます。宿泊施設の住所も忘れずに書いておきましょう。迷ったときは、携帯同様、お店に入るなど、安全な場所で取りだし確認しましょう。

3.スキミングに注意

カードで現金を引き出す場合に、スキミング被害に合うことがあります。銀行だから安心というわけでなく、監視の届かない奥まったところにATMがある場合もあります。対策として、ガラス張りや、開けている場所にあるATMを利用しましょう。こういった場所は人の目が届くので、スキミングの為のカメラを設置されにくくなります。

4.周りに気を配る。

移動ではしゃべりながら歩いたり、広がって歩いたり、ワイワイせず、常に周りの状況に気を配りましょう。観察しながら移動していると、ここはやばそうだなという、アンテナが働くようになります。まずは目的地を目指しましょう。早歩きをしていると、狙われることも減ります。注意力を働かせるためにも、体調管理はしっかりしましょう。

5.財布は盗まれてもいいようにする。

バッグは目立つので、持たないのが理想ですが、財布や携帯、水着、水など持つ必要があるときは、小型のカバンやリックがベストです。ポイントは身体にピタッとつけられるバッグにすること。

カードやお金はお腹に着けて隠せるポーチにいれ、その都度取り出してください。見た目よりも、大事なことです。ポーチに入れる時は、現金そのまま入れるよりも100均で売っている透明の小さいポケット袋(OPP袋)に小分けしておくと、かさばらす便利です。現金を持つのは少額なので、中身が見えても大丈夫です。

財布を持つ場合はポケットに入れておくと、すられてしまうこともあるので、まずは取られてもいいように少額の現金にのみにするなどしましょう。対策としてはポケット以外の所に隠すか、チェーンを付けられる小型の財布などにすると安心です。お金はすぐ取り出す必要もないので、大事なものはお腹に隠し、財布を持つなら盗まれてもいいようにしましょう。

6.服装は軽装で、周りに溶け込むこと。

服装の基本は現地に溶け込むこと。これが一番です。リオはおおまかに、山(ファベーラのある地区※貧民街)、海、街(暮らしの中心)、観光名所に分かれますが、暮らすエリアによって、収入の差があり、ファッションも変ります。

リオではその日の目的によって、服装をかえるのがオススメです。時間があれば、移動の合間にホテルに戻って、次の場所にあう服装に着替えて繰り出しましょう。

リオの人は綺麗でお洒落です。あえて汚い格好を選んで、日本から用意していく必要はありません。普段日本で着てる格好であれば問題ありません。

①どこでも通用する基本のファッション

夏の気温は40度近くまで上がることもあります。どこでも通用するベーシックは、男女ともに、Tシャツかタンクトップにハーフパンツ、サンダルやビーチサンダル。ラフな格好が一番溶け込みます。あとは寒さや雨対策として、上に羽織るものがあればOK。冬でも、20度以上あります。日本の暖かい春のイメージです。

街には飲食以外に服なども売っている大型スーパーマーケット(Extra Hiper等※コストコのような施設)がいくつもあります。

水着、靴、下着、服、など必要なものはなんでも売っていて、値段はとにかく安いです。Tシャツは1000円以下、下着は3枚で500円以下などにも関わらず、デザイン、素材や作りはしっかりしています。大抵は日本で着ることは考えずに購入しますが、Extra Hiperで売っているハワイアナス(ビーチサンダル)は安いのにデザインがお洒落でオススメです。高くても1200円程度買えます。

スーパーで買うと日本人にはサイズが大きく、全体的にゆるい着こなしになりセクシーさは失われますが、ここで買って着ていれば、間違いなくスーパー周辺の街に馴染みます。

その他、ピアスや指輪などで目立つアクセサリーは付けないようにしましょう。時計も気を付けましょう。狙われます。男性は、子供からお年寄りまでハーフパンツが基本です。暑いのでラフな格好が一番です。

②ビーチ

コパカバーナは基本のファッションでOKですが、イパネマやレブロンを拠点にするのであれば、感覚はリゾートです。街も綺麗で、ファッションもお洒落で高級感が漂います。

③その他

靴に関して、コパカバーナ、イパネマなどのエリアや、または道が平らなところでは、サンダルやビーチサンダルでOKですが、コルコバードや、起伏激しいところ、石畳がある所はスニーカーなど足をしっかり守ってくれる靴にしてください。走って逃げる時にも役立ちます。特にカリオカからウルグアイアーナ地区の商店街(サアラ)一帯は、でこぼこの石畳なので、ビーチサンダルだと歩くのが大変です。

ブラジルの旅支度を準備をする時に、“持ち物は盗まれていいもの”と考えると、ちょうどいい格好ができます。現地で捨ててもいいものを基準に用意すると、おのずとリオの街にも馴染んだ持ちものになります。

7.強盗にあったら、抵抗しないこと。

これは鉄則です。相手の要望どおり素直に渡しましょう。そのために、渡しても惜しくないものを携帯するようにしましょう。ブラジルは銃社会だということを忘れてはいけません。このようなトラブルでは周りの人は誰も助けてくれません。

最後に・・・

今回は“初めてのリオ”をキーワードに準備段階から、パレードに行くまでの注意点をご紹介しました。少しでも旅の道しるべになればと思います。

ブラジルは危険!?と良くいわれますが、危険には個人差があります。しっかりアンテナを張って注意をして過ごすことが出来れば、これほど刺激的で楽しい国はありません。

一日かけて飛行機乗って地球の180度反対にあるブラジルにいくと、地球の大きさを体感できます。「アメリカなんてすぐそこだよね」というように、世界の国々がぐっと近くなったと感じることでしょう。遠いようで近い国がブラジルです。

リオの治安はオリンピックも終わり徐々に昔に戻ってきて、気を付けなけばならないことが増えていますが、一年の中でカーニバル期間は最も安全と言えるかもしれません。

なぜなら、サンバカーニバルはリオに暮らす人々が貧富の差を越え輝く一大イベントであり、市民総出で楽しむイベントだからです。また、観光客も大勢来てくれるので稼ぎ時でもあります。

人々の暮らしを支える世界有数のイベント期間は警察だけでなく軍隊も警備にあたり、会場はもちろん、ビーチ、ファベーラ周辺、観光スポット、駅、飲食店街など安全な地域も増えます。すべてを忘れて人々が夢中に幸せになるのがカーニバル期間です。

ぜひ一度、その熱狂を体験してみてはいかがでしょうか。サンバのリズムとパレードの輝きによって、心からリオを楽しめるはずです。 本当のリオはカーニバルを体験してこそ。カーニバル期間以外にリオに行った人にもお勧めです。

ブラジル旅行のご相談は、格安航空券・中南米旅行専門店 アルファインテル(ALFAINTER)へ!お得な価格でいけますよ♪

来年2018年のカーニバルは2月9日~14日になります。BRASIL Rio de Janeiroへ!!

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