

(São Paulo)
ブラジルの主要都市。人口は約1,100万人(2008年)高層ビルが立ち並ぶ、ブラジル最大の都市かつ南半球最大の都市。 最大の文化の中心、発信地としても南米一で、多数の美術館が点在する。 日系ブラジル人の約70%、約100万人が在住している。

(Rio de Janeiro)
ブラジル第2の都市。ビーチやカーニバルで有名なリゾート地として、年間を通じて多く観光客が集まる。 また、風光明媚な港町として世界3大美港にもあげられている。

(Brasília)
ブラジルの首都。計画都市としてブラジルの巨匠、建築家ルシオ・コスタ、オスカー・ニーマイヤーによって設計される。上空からみた都市は、飛行機または羽を広げた鳥の形に見え、建築物の他、すべてにおいて斬新的なデザインは、未来の都市といった印象を与える。

(Salvador)
サルヴァドールは古くからバイーアという名で親しまれ、ポルトガル人入植から主要貿易港として発展を遂げる。また、1763年のリオ・デ・ジャネイロ遷都までブラジルの最初の首都として栄え、その歴史ある町並みが世界遺産として登録されている。

(Ouro Preto)
1690年代に金鉱が発見され、金が掘りつくされるまで、ミナス・ジェラス州の州都して栄える。1893年に州都はベロ・オリゾンチに移転するも、今では当時のバロック様式の建物が残った町並みが 世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れる。


(Recife)
ペルナンブーコ州都。国内でも有数な港湾都市。3つの島からなる街は、橋や運河が多いことから「ブラジルのベニス」と呼ばれている。ポルトガル人が初期に入植。16世紀には砂糖産業で栄えたことで、一時オランダの占領下におかれる。今でもオランダ支配の跡が残る。

(Curitiba)
パラナ州都。人口は約148万人で南部最大。日系人はサンパウロについで多く、およそ3万人が暮らす。公共交通機関に基盤を置き、自動車に依存しない社会を目指し街は、バスが中心となって、その交通システムはシンプルでわかりやすく、気軽に利用できる。

(Fortaleza)
セアラー州の州都であり、大西洋に面した赤道直下の都市は、人口240万人以上を擁する大都市。海岸沿いはリゾート感たっぷりで、活気がありながらもリラックスできる街として国内からの観光客にも大人気の都市。


(Belo Horizonte)
ミナスジェライス州の州都。標高800メートルの丘陵地につくられた計画都市は碁盤の目に区画され、緑が多く、美しく、ゆとりあるすみやすさの追求が都市計画に反映されている。また世界遺産の古都オウロ・プレットへの中継地点でもある。

(Cuiabá)
マットグロッソ州の州都。パンタナール自然保護区への玄関口にあたり、その昔、金の発見により街が開発される。現在は、大豆や綿などの産地として 発展をとげる。

(Belém)
アマゾン川の河口に位置する港町。かつては北部の要所としてポルトガル人により要塞が築かれた。日中はマンゴーの木や街路樹が熱帯地方の日差しを和らげ、スコールと海風が、夜に涼しさを運ぶ。毎年10月、ブラジル三大祭りのひとつナザレ大祭が行われる。

(Património Mundial)
大自然の景観が数多く登録しているのは、世界第5位の国土を誇るブラジルならでは。また、歴史的に日が浅いゆえ、建造物群の登録は少なめ。