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正太郎のVAMOS!!!BRASIL!!! 第7回 ブラジル式育成センターF.C. COJB

[ 第7回 ] 2013,3/31

みなさんこんにちは!
本日もやってまいりましたこのコーナー!
いよいよ春、気候も過ごしやすくなってきましたね~。

そんな“春”というポルトガル語はPrimavera=プリマヴェーラ です☆
是非覚えてみて下さいね!

実はこのコーナーも皆さんの支えで一年続けることができましたー! 嬉しい限りです☆ これからも沢山のブラジルをお伝えしていきますね。

そんな今回の体験取材は、ブラジル式のサッカー選手育成をしている、 横浜は都筑区の“F.C. COJB”さんにお邪魔してきました!

何を隠そう。。私、ここのOBなんです。もう取材前から楽しみで楽しみで(笑)。 『COJB=Centro de Orientasao para Japones Brasil』 ブラジル式育成センターという意味です。

F.C. COJB代表で監督の今野英一氏は18歳の頃、まだJリーグがない時代に単身ブラジルへ。 1990年から全国選手権1部、サンパウロ州選手権1~2部リーグ出場という経歴を持ち、 横浜商科大高校→ジュベントスFC→アメリカFC→Cアトレチコ・ミネイロ→ヴェンダノーヴァFC→ECサンジョゼ→ECキンゼデジャウー→ECサンジョゼ→CAペナポレンセ→イトゥアーノFC→ベルマーレ平塚→ECサンジョゼ→ECタウバテ とチームを移り、ブラジルでのプロキャリアはすごいもの。

F.C. COJBは代表の今野氏が、ブラジルのプロ生活の中で感じた”fundamento=基礎技術”を細かく分け、 試合を想定した動きの中でのトレーニングに重きを置き、 今でも自らグラウンドでプレーし、プロでの経験や厳しさを身体で伝えています。 僕も現役時代とてもお世話になりました! そして30年近く携わってるブラジルとの関係性、パイプも確固たるものがあるのもF.C. COJBの特長です。

そして今回!僕はジュニアユース年代の練習に参加してきました! この年代は神奈川県リーグのU-15(15歳以下)のカテゴリーに参戦していて、選手はみんなプロサッカー選手を目指しています。

カウントはポルトガル語です^ ^。 そういえば初めのミーティングでの挨拶もポルトガル語だったなぁ~!

試合形式の練習が始まるとみんな熱い^ ^! 僕も負けじと声が出るし 滑りこみます(笑)。 (…これはグラウンドに入ったら年齢関係なく熱くなるというブラジルでの経験でしょうか……笑)

練習をしていると、やはり(後述しますが)若くしてブラジルでの経験がある選手がいる為か、身体の使い方、ブラジル人特有のポールを所持してる時の“手”の使い方など ちらほら見ることが出来て、さすがブラジル仕込みだなぁと^ ^。



FC COJBでは遠征でブラジルに行ったりするので、中学生にしてブラジルの本場のサッカーを肌で経験しています。 しかも遠征で対戦する相手は『Sao Paulo F.C.』 や『Palmeiras』 など、彼らと同年代のカテゴリーの名門と試合ができるのもこのチームの魅力です。 でも、ちゃんと名門にコテンパンにやられてきたみたい(笑)。

子供たちは本場のサッカーを肌で感じることができたことがすごく良い経験になっているようで、ブラジルでの体験談をキラキラ話していました。
「同年代でも身体の大きさが圧倒的に違った」
「強かった」
「すごく削りにきた」
などなど、小学生高学年~中学生のプレーヤー目線のブラジルサッカーの感想や、
「楽しい国だった」
「思っていたイメージより安全だった」
など、ブラジルの国の感想も^ ^。 中にはブラジルに行く為にポルトガル語を勉強している最中の子もいたり。

ブラジルでプレーするということが近い目標に設定できる。そして本場の同世代の選手と試合が出来るということは、プロを目指すサッカー少年にとっては嬉しいですよね! 実際に取材当日も今野氏が選手をブラジルに送り出して来たところで、現在も数名がブラジルで修行しています。 かれらのブラジル情報ブログには、ブラジルで体験している様子が書かれています。こちらも是非、読んでみてください!

さらにF.C. COJBでは、トップチームの練習生は半年契約となっていて、実力次第・成長次第では 国内研修費用免除やブラジル留学費用バックアップなど、整った環境を自分で勝ち取っていくシステムをとっています。 実際僕が所属している時も選手によって契約が違っていました。

そしてブラジルでプロとしてやっている選手がオフシーズンに帰ってきて一緒にトレーニングしたりする中で、 ブラジルの現状などを聞くことが出来たりと、日本でもブラジルの空気をここまで気軽に吸えるのはF.C. COJBくらいではないでしょうか!

Jリーグを解雇になったけどあきらめられない選手、古豪のチームで万年補欠であった選手、 16歳で初めてFC COJBで正式にサッカーの指導を開始した選手、 県ではトップレベルの高校であったが監督から「下手だから止めろ」と罵られていた選手、 F.C. COJB(社会人リーグ)のみでプレーしていた選手、 高校で精々県大会でベスト16に入るのがやっとのチームでプレーしていた選手、 高校まで指導者に指導されたことがなかった選手などなど、様々な選手がここからブラジルでプロデビューしました。 そんな僕もまともにサッカーを始めたのが実は18歳で、F.C. COJBが初めてだったりするんです。

フットサル日本代表のエース、名古屋オーシャンズ森岡薫選手もF.C. COJBでトレーニングをしていた時代があります。

さて!練習後はわたくしは当然ヘトヘト(笑)。 あれだけグラウンドの中でぶつかりあってたのにグラウンド外ではみんなニコニコ。みんなかわいかったです☆

全員がプロになれるわけでは決してないけど頑張ってほしいです! そしてブラジルにもっと行ってほしいなー! 帰りは当然ポルトガル語でTchau=さようなら とお辞儀ではなく握手で挨拶して帰っていきました。

F.C. COJBでは体験練習参加もできますし、試合情報などはホームページなどから知ることができますので、 ブラジルサッカー好きな方は一度試合などに足を運んでみるのも良いのではないでしょうか!

それでは今日はこの辺で! 実はすぐに次の取材が入ってるんです~♪ むふふ・・楽しみにしていてくださいね☆ それではAte mais!Tchau tchau!!

★WEBサイトはこちらからどうぞ!
F.C. COJB website
ブラジル情報ブログ
※現在ブラジルで奮闘する4人の若手選手の現地情報をお届けします。


 

今野英一(COJB代表)
1969年10月23日生

選手時代、サッカー王国ブラジルで当時三浦知良(現横浜FC)と2名のみとなる、全国リーグで活躍した実績を持つ。 現在は、横浜にて、ブラジル留学や、幼児~大人まで全カテゴリーを有するサッカークラブFC COJBの運営など、サッカー関連の事業を幅広く手掛ける「シーオージェイビー有限会社」の代表取締役を務める。 クラブでは、自らも指導の先頭に立ち、若い選手を少しでもプロに近づける事、また、サッカーを通じて人間的に逞しく育成していく事に情熱を燃やす、熱血指導者である。

◆未来の日本サッカーを支える、ブラジルで奮闘中の選手達!!

磯部和彦
1994年7月18日生
ジュニア~ユースまでJリーグの下部組織に所属してきた、いわば日本のエリートコースを歩んできたGK。 ユース在籍時に、約2週間ブラジルでプロクラブにチャレンジ。 高校卒業後、再度ブラジルに渡り、「プロサッカー選手」という自身の夢を叶えるべく、奮闘中。

森大地
1996年8月3日生
横浜出身で、COJBサッカースクール(小学生)→FC COJB infantil(中学生)と、幼少の頃よりブラジル流のトレーニングで鍛えてきた。 中学卒業後、強豪高校へ進学の選択肢もあったが、サッカー王国ブラジルでの修業を決断。 類まれなスピードを武器に、どこまでプロの世界に近づけるか。

吉野裕太郎
1996年10月18日生
森と同じく横浜出身で、スクール時代からCOJBのブラジル流トレーニングで鍛えてきた。 中学卒業と同時に、周囲を説得する強い意志で、ブラジルでの修業を開始。 正確な技術を持ち、コツコツと努力を続ける姿勢で、現地での評価も高い。

井上将徳
1993年10月5日生
神奈川県社会人フットサルリーグ1部「P.D.E SQUARE」所属のフットサル選手。 ブラジル最高峰の全国リーグに所属する、国内でも屈指の強豪「サンベルナルド」で修行中。 世界でもトップレベルのフットサルに触れ、どこまで食い下がれるか。厳しい道だが、プロ契約を勝ち取ることにも期待したい。


 

松浦 正太郎 (まつうら しょうたろう)
<最新情報!!>
avex audition max 2013 番外編 ニコニコ生放送 公開オーディション にノミネート!
4月に投票開始予定。詳細は正太郎のブログからオーディションサイトへ!!

1983年
5月16日 誕生

2003年
CA JOSEENSE (ブラジル4部)

2004年
EC SAO JOSE (ブラジル3部)

2005年
俳優、歌手タレント活動を始める。

モデル、舞台、ライブハウスなどで活動以外にブラジル留学、サッカー経験を活かした活動を中心に行っている。

blog
「どーも★松浦正太郎です♡」

twitter
→ shotaro0516

 

 

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